間違った認識の遺品整理
2016/11/16
どこで間違ったのか、故人の不用品回収や特殊清掃が遺品整理だと勘違いしている方もいらっしゃいます。
片づける事や掃除が遺品整理ではありませんのでご注意ください。
遺品整理とは何なのか?
遺品整理はその名の通り遺品を整理する事ですが、ただ単に整理するだけでもありません。
遺品整理をする人は故人を偲んで遺品を丁寧に整理し、遺族に届けなければならない品物を見極めてくれます。
遺族に必要の無い品物は不用品となってしまいますが、どんな物でも遺品の一部である事には変わりません。
他人すればゴミ同然の品物であっても、遺族にしたら思い出深い品物です。
決して邪険に扱って欲しくないのです。
本来は遺族か遺品を整理するば良いのですが、遺品のすべてに思い出がある為になかなかできません。
ですから不要となってしまった遺品を故人や遺族に代わって処分してくれる人が必要になります。
それが遺品整理業者と呼ばれる方々です。
掃除をしたり、不用品を処分したり、ましてや特殊清掃をする人が遺品整理業者ではありません。
あくまでも基本は遺品整理だという事を理解しておいてください。
最近では不用品を処分するついでに遺品整理もおこなう業者が多数ありますが順序が逆です。
こんな遺品整理業者にお願いしたら故人もきっと浮かばれません。
遺品整理を考えた場合は、自分は何をして欲しいのかをしっかりと見極めておきましょう。
でないと「そうじゃなかったのに…」と後々後悔する事にもなりかねません。