遺品に相続税が掛かる!?

2016/11/17

相続税 遺品整理

遺品は故人が生前に大切にしてた物です。
その中には驚くような遺品が紛れているかも知れません。

遺品は財産です

当然ですが、遺品は遺族にとって財産になります。
よって、あまりに高価な遺品があれば、それには税品が掛かってしまいます。
それが相続税です。

相続税について

相続税が掛かる場合は、次のような状態です。

相続税は、プラスの相続財産からマイナスの財産を引いたものから、基礎控除額を引いたものに対して掛かります。
プラスの財産 - マイナスの財産 = 財産の総額
財産の総額 - 基礎控除額 = 「?」

この「?」の部分が相続税の対象です。
これがマイナスであれば税金は掛かりませんし、プラスなら税金が掛かります。

そして基礎控除額は次のように計算します。
5000万円 + (1000万円 × 法定相続人の数)

例えば、亡くなった方に奥さんとお子さんが2名いたとします。
5000万円 + (1000万円 × 3人)=8000万円
この場合は8000万円までは相続税が掛かりません。

仮に財産が1億円あったとすると…
1億円 - 8000万円 = 2000万円とりますので、この2000万円に対して相続税が掛かります。

意外と大きな金額ですが、遺品の他にも財産があれば合算して計算することになります。
家の中にある遺品を財産として認識するのは難しいかも知れませんが、遺品も立派な財産である事を覚えておきましょう。

ここで紹介したのは相続税に関する一部です。
さらに詳しい内容はがお知りになりたい方は、弁護士などにご相談ください。

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