遺品整理とは

2016/11/16

遺品整理 三重

遺品は故人の記憶です

遺品は故人の記憶と言えるでしょう。
故人が生前大切にしていた品物は、遺族にとっては宝です。
大切に扱われていた品物の数々を見ると在りし日の故人の笑顔が蘇ります。

例えば写真です。
楽しそうにはしゃいでいる写真は、見ていて飽きる事がありません。
故人が大切にされていた写真も遺品のひとつです。

写真は故人を偲ぶ大切な記憶なのです。
日本に生まれて日本で育った私たちには、遺品は決して粗末に扱う事ができない故人の形見とも言えます。

気持ちの整理と遺品整理

遺品は遺族にとって大切な宝物です。
しかし、いくら故人の大切にしていた物とはいっても、永久にしまっておく事はできません。
遺族の方にしても、いつかは悲しみから立ち上がらなければなりません。

先ほど写真の話をしましたが、もしも故人が写っている写真が大量にあったら処分できるのでしょうか?
遺族の方が故人の写真を処分するのは苦痛でしかありません。
しかし、いつかは処分しなければならない日が来るのも事実です。

本当に必要な物だけを手元に置き、残りは処分してしまう。
残酷な話ですが、これが遺品整理だと思います。
遺品整理は、心の整理を付ける時でもあるように思います。

繊細な事柄だからこそ慎重に…

身近な人が亡くなってしまう事は悲劇でしかありません。
ましてや故人が大切にしていた遺品を整理するとなると気も遣います。
気持ちの問題や家族間の問題、また法律的な問題なども含めて遺品整理は慎重におこなう必要があると考えています。

遺品整理では、ご家族の方が遺品を整理してあげるのが良い方法に思い勝ちですが実際は違います。
ご家族では、故人の遺品を処分する事がなかなかできません。
また先ほどにもありましたいろいろな問題も含めて、ここは他人にお任せするべきだと思います。

家族と同じような思いで大切に遺品を扱ってくれる人…
それが遺品整理業者だと考えています。

遺品整理は、故人と遺族を繋ぐバトンのようなもの。
決して不用品を処分するような【お片付け】では無いという事を理解して欲しいと思います。

-遺品整理について