遺品整理の前にやっておく事

2016/11/16

生前整理 遺品整理

故人の遺品を整理しようとした場合、いきなり遺品整理業者に任せるのはよくありません。
まずは簡単でも良いので、ご自分で遺品を確認してみましょう。

遺言状や現金の確認

思わぬところから遺言状や現金が出てくる事があります。
また遺言状でなくても手紙がなどが見つかるケースもあります。

故人が生前に宛てた手紙が見つかったら大切にしてあげてください。

パソコンの中もチェック

最近はパソコンの中にデータとして遺言状を残す方もいらっしゃいます。

また携帯電話やスマートフォンの住所欄や電話の履歴もチェック。
メール送信の内容も確認しておきましょう。
これらが無くなってしまうと故人の交友関係者に一切の連絡が取れなくなる事も…

パソコンやスマートフォンの処分は慎重におこなってください。
パソコンに詳しくない方は、パソコンの専門家に相談してみましょう。

最低限の思い出の品

記憶を頼りに故人が大切していたと思う遺品を確保しましょう。
数は1つ、2つで大丈夫だと思います。
あまり多いと遺品整理が追い付かなくなります。

例えば故人が良く使っていたメガネ。
愛用の筆記用具。
お気に入りの本などです。

高価な遺品の確認

次に分かる範囲で結構ですので、高価だと思う遺品は別に分けておきましょう。
遺品整理業者にもよりますが、すべて不用品として回収して処分する業者もいます。
高価であろうが無かろうが関係なく、すべてゴミ処理場へ持ち込まれます。

以前より遺品回収業者が高価な遺品を勝手に売却してしまうという事が問題になっています。
この場合は業者の選定にも問題がありそうですが、事前に高価だと分かった物については分けておいた方が無難です。

遺品は財産です。
しっかりと確認しておいてください。

-遺品整理について